これは、皆さんも知っているでしょう、阿久悠さんの本でございます。
この人の歌詞はグッと心をつかむものがあるねんなぁ~。「雨の慕情」とか「天城声」とか、ピンクレディーの歌なんかもそう!!
この本で、彼が言いたかったことは、日記をつけることにより、世間の事や今自分がどのように感じているのかということを、書き記し、その後その時の自分がどのように感じていたのかということを、振り返ることができるということだった。
しかし、彼が書いていないことが一つある。それは、自分の感情ばかりを前面に書きつづらないということである。そうすると、その時自分が生きていた時間の背景がどのようだったのかを把握できないからである。
これは、難しいことだと思う。日記というのは、自分の思っていることや今日一日どのように過ごしたのかということをつらつらと書きつずるものだと私は感じているからである。
阿久悠さんが述べる日記とは、現在日本や世界各地で起こっていることを十分に把握しとかなければいけないということになる。
日記=自分の伝記となるものであるから、完璧に仕上げなくてもいいと思うが、物書きである彼だからできたことではないかと感じた。
この本を読んでいま自分は、どの様な生活を送っているのかということを、書くことは素晴らしいことなのではないか?と気づいた。
三日坊主になるかもしれないが、日記を書くことを始めたいと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿